【読書月間】 先生方のおすすめの本、紹介(第2回)

6月は、読書月間です。

読書月間あわせて、先生方がお昼の放送で図書室のおすすめの本を紹介しています。

第2回は、図書室の主任の堀口先生です。

「では、堀口先生お願いします。」

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私のおすすめの本は、日向 理恵子(ひなた りえこ)さんの「雨ふる本屋」です。

雨が降っている本屋の中、一人の少女が本を抱えているという表紙が梅雨の時期にあっていると思い、読んでみました。

主人公のルウ子は、幼い妹にお母さんを取られてしまったと、やきもちを焼く女の子です。

ある日、お使いの帰りに雨が降り、図書館で雨宿りをしていると、一匹のかたつむりを見つけました。

そのかたつむりの後を着いていくと、「雨ふる本屋」にたどり着きました。

そこには、店主のドードー鳥のフルホンさんと助手の舞々子さんがいました。

「雨ふる本屋」は、人間に忘れられた物語や途中まで書いて捨てられてしまったお話の種に、雨をふりかけて本に完成させ、それを売る本屋です。しかし、ここ最近は、雨をかけてもうまく本に育ちません。そこで、ルウ子は、物語の種がある「ほっぽり森」に行って、原因を探し、解決に向けて奮闘します。

妹にやきもちを焼いていたルウ子が、色々なことに立ち向かい、どんどんたくましく成長していく姿は、読者に感動を与えます。

ルウ子のように、「何かやってみよう。」という気持ちにもなります。

ぜひ読んでみてください。

「雨ふる本屋」は、シリーズになっています。

学校の図書室にもありますので、シリーズも借りて読んでみてください。

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「堀口先生ありがとうございました。」

みなさん、ぜひ、図書室で探してみてください!