長期研修中の先生の社会科研究授業(5年)
青柳小学校から1年間長期研修に行っている先生の社会科研究授業がありました。
5年生の社会科で、食糧生産に関わる単元です。
今回はその導入の授業で、みんなで「学習問題」を作っていきます。
「日本で、今、一番消費されている果物は何でしょう?」
先生の質問に、子供たちは色々と果物とその産地を考えて意見が出していきます。
そして、子供たちはタブレットを使い、予想した答えを入力していきます。
「みかん」かな。と思われる方も多いのではないでしょうか。
実は、今は「バナナ」が一番となっているとのことです。
では、「バナナ」はどこで作られているのでしょうか?
子供たちは自分たちの意見が集約されて映し出されたモニターを確認しながら、
「暑いところだ!」「赤道の近くだ!」「一年中、暑いところだ!」
と気づきがあったようです。
「そうだね。」と先生が頷いた後、
なんと、先生からびっくりの発言があります。
実は、今、みんなが住んでいる神川町で「バナナ」を生産している方がいます。
子供たちは、
「えーー?!何で?」とびっくり。
「神川ってそんなに一年中暑くないのに・・・」
「あっ、オレ、何かテレビでやってるの見たかも!」
先生は、輸入されてくる「バナナ」と神川の「バナナ」は生産方法や販売価格に違いがあると教えてくれました。
でも、何で神川で「バナナ」の生産がされるようになったのでしょうか。
子供たちは、どうして?どうして?と身を乗り出しています。
ここで、先生が、生産者の方とモニターを使ってオンライン接続!
生産現場の生産者の方と、教室の子供たちで生中継が始まりました。
生産者の方が色々と教えてくれると、子供たちはますます興味深々です。
お話をうかがって、どんどん興味が湧いてきているようです。
「どうして?」「どうやって?」「費用は?」「売れているの?」等々
ここで、この単元でどんな学習をしていくか、先生と子供たちで「学習問題」を作り上げていきます。
さあ、これからいよいよこの単元の学習が始まっていきます。
教室には、たくさんの掲示物があります。「SDGS」の文字もあります。
どうやら、この学習に関係しているようです。
さあ、どんな学習が展開されていくのかな。子供たちも楽しみでしかたない感じです。
学習をしたくてうずうずしています。これこそが学習のだいご味!
子供たちも、この学習についてお家で話したくて仕方がないといった感じです。
ぜひ、お家でも話題にしてください。
今回の授業に御協力いただきました皆様、ありがとうございました!!