図書室 那須正幹さん「ズッコケ三人組」シリーズ

「ズッコケ三人組」シリーズ

先月7月22日に79歳で亡くなった児童文学作家の那須正幹さん。

那須さんは1942年に広島市で生まれ。3歳のときに爆心地から約3キロのところで被爆しました。

自身が被爆した経験から原爆や戦争、平和が生涯のテーマとなり、広島原爆や戦争、平和に関する絵本や書籍も数多く残し、子供たちに平和の尊さを伝え続けました。

 

累計で2500万部以上が発行された代表作「ズッコケ三人組」シリーズは図書室にもあります。

「ズッコケ三人組」は、ハチベイ・ハカセ・モーちゃんの3人を中心に、子供たちがハプニングや事件を乗り越えるストーリーです。テレビドラマや映画にもなっています。

図書室でも、たくさんの青小っ子も読んでくれているようです。

保護者の皆様も一度は目にされたことがあるのではないでしょうか。

 

 

シリーズとなっていますが、基本的には一冊ごとにストーリが完結します。

ぜひ、お子様と一緒に読んで、ブックトークを楽しんでください。

 

『ズッコケ三人組』シリーズの続編で、大人に成長したかつての読者を対象とした『ズッコケ中年三人組』『ズッコケ熟年三人組』も出版されています。こちらは、図書室にはありませんが・・・。保護者の皆様、よろしければ、ぜひ。

かつての少年で読者であったブログ担当者も読ませていただきました。

ひとり一人の生き方に色々と感じるものが・・・。

 

<那須正幹さんの作品をとおして>

8月6日 広島,8月9日 長崎

日本に原爆が投下された日です。

多くの方が命が失われ、幸せな生活が焦土と化した戦争

私たち大人が、子供たちに戦争の悲惨さと平和の尊さを伝えていかなければなりません。

那須正幹さんの作品を通して考える機会となればと思います。

 

 

児童文学作家 那須正幹さん

たくさんの作品をありがとうございました。

お悔やみ申し上げます。