着衣泳 もしもに備えて!

水泳の学習の最終日です。最終日の今日は5・6年生が着衣泳の学習を行いました。

〇海や川に落ちて溺れそうになったら

〇誰かが溺れているのを発見したら

という想定で行いました。

 

まず、

【海や川に落ちて溺れそうになったら】です。

  

水着の上に洋服を着て入水すると、子供たちは、

「手足が重くて全然泳げない!」

「体力が奪われる!」

と、服を着た状態で水に入る大変さを実感していました。川や海などで溺れた場合、思いのほか洋服が体に張り付き、うまく身動きがとれなくなります。

 

次に、

【誰かが溺れているのを発見したら】です。

 

自分が自ら水に飛び込んで助けようとすると、道連れにな一緒に溺れてしまうことがあることも学習しました。そんな時には、近くにペットボトルがあれば、溺れている人に投げてください。

「あれ、溺れている人のところまで届かない!」

ペットボトルに少し水を入れて放ると、少し遠くまで届きます。

「あ、本当だ!コントロールもしやすくなった!」

溺れた人はそれにしがみつき、上を向いて浮っていて救助を待ってください。

 

2Lのペットボトルを使って浮く体験もしてみました。

「服の中にいれると手が離せて楽かも!」

と、実際に経験してみて気づくこともたくさんあったようです。

 

水泳の学習は、自分の命を守るための大事な学習ですので、これから大人になってもこの経験を忘れないでほしいです。神川町の町名には「川」がつき、生活の傍に「川」があります。水の事故防止について意識していく必要があります。また、将来どこで生活しても、万が一の際には「自分の身を自分で守れる」人になってほしいと願っています。

今日で、全学年の水泳の学習が終了しました。事故なく終えることができたのも、体調管理や荷物のチェック等、保護者の皆様のおかげです。御理解・御協力のほど、ありがとうございました。

今日も、みんなで、青柳小、一歩前へ!