おすすめの本の紹介! (その16)

先生方が、お昼の放送でおすすめの本を紹介するこのコーナーも、16回目になります。

今日は山本先生のおすすめの本です。

『さかさ町』(F・エマーソン・アンドリュース)です。

ある日、リッキーとアンの兄妹は、汽車の旅の途中、「さかさ町」という不思議な町に泊まることになります。

その町では、すべてのことがさかさまだったのです。

 

その町の文字は、すべてさかさまに書いてあり、家もさかさまに建っています。

子供が働いて、大人が遊び、お店に行けば物をただでくれ、その上お金までくれるのです。

ゆかいな町のお話です。

 

でも、さかさまにはさかさまなりのよいところがあります。

自分が普段当たり前だと思っていることが、そうではないことに考えさせられます。

 

例えば、世界にはたくさんの国があります。

外国の人が日本を旅行して、文化の違いに驚くかもしれません。

反対に、私たちが外国を旅行して、驚くかもしれません。

 

わたしたちの常識について考える1冊です。

読んでみてください。