【読書月間】 先生方のおすすめの本 紹介(第3回)

6月は、読書月間です。

読書月間とあわせて、先生方がお昼の放送で図書室のおすすめの本を紹介しています。

第3回は、図書室の先生の丸山先生です。

「では、丸山先生お願いします。」

 

 私がおすすめする本は中山聖子さんが書いた「さよなら、ぼくらの千代商店」です。

 この本には4人の小学生が登場します。4人はそれぞれ苦しい想いや悲しい想いを抱えています。「ここではないどこかへ行きたい」と願った時、目の前に小さな水色のバスが現れます。バスに乗ると行き先は千代商店。そこには子供たちを優しく迎えてくれる千代ばあちゃんがいました。千代ばあちゃんと話をしていると子供たちは大切なことを思い出します。そして心が軽くなって元の生活に戻っていきます。

 みなさんもこれから苦しい想いや悲しい想いをすることがあるかもしれません。そんな時にぜひ読んでほしい本です。すぐには解決できないかもしれませんが、少し心が軽くなると思います。

 また、大人が読んでも小学生だった頃を思い出してなつかしくなったり、登場する大人の想いに共感することができると思います。親子で読んで感想を話し合うこともおすすめです。

 図書室にありますので、借りてみてくださいね。

 

「丸山先生、ありがとうございました。」

みなさん、ぜひ、図書室でたくさんの本に出会ってください。

図書室の本は、みんなが来るのを笑顔でまっています!!