ある日の算数授業(3年生)

 3年生の算数の学習では、大きな数のたし算の学習をしています。

 今日は、0~9の10枚のカードを1回ずつ使って、足し合わせたら9000になる4桁の数を2つ作るという学習でした。やみくもに4桁の数を作っていっても足し合わせて9000にはなりません。「さあ、どうしよう」とみんなで考えて、「足して10になる数を見つける」がポイントになることをみんなで確認しました。足して10になる数、繰り上がりの数を足して10になる数。

 子どもたちは一回使った数字を使わないように使った数字を消しながら考えていました。途中まで進めていってもうまくいかないこともあり、その時は数字を入れ替えたりして一生懸命に考えていました。

 子どもたちは、これからも解決が難しい場面に出会っていくと思います。その時は、まわりの大人たちが子どもたちの傍で見守って、そっと背中を押してあげたいと思います。