2024年10月の記事一覧

運動会全体練習

いよいよ運動会の本番が近づいてきました。

今朝は、全校練習で閉会式の練習を行いました。前に出て、得点発表をしたり、優勝・準優勝杯を受けたり、体操をしたりする児童は全校前でも自分の役割を全うしようとかんばっていました。

そうした様子をまわりで立ってみている子たちも静かに見守ることができていました。

太鼓練習では、太鼓クラブの子たちが入れかわり立ちかわり力強く太鼓をたたく姿はやっぱりかっこいい!練習の成果が出ていました。

玉入れ練習では、作戦を考えながら入れ方を工夫するなど、試行錯誤して玉を投げている様子が伝わってきました。

応援練習では、団長を中心に大きな声を出し、校庭中に声か響き渡っていました。

やるべき時にやるべきことをやれる人に!(全校朝会)

今日は、全校朝会の日です。

今回のお話は、「やるべき時にやるべきことをやれる人に!」というお話でした。

さあ、みんなで、やるべき時にやるべきことのできる人になろう!

 

<校長先生のお話>

今回も校長先生は「学校教育目標」の「なかよく かしこく たくましく」に関係のあるお話をします。今回は特に「かしこく」に関係のある話です。では、始めます。

 

皆さん、この昔話は知っていますか?イソップ物語の「ありときりぎりす」です。1年生の皆さんも、聞いたことがありますか。どんなお話だったかな。では、読んでみます。

  

ありさんは、やるべき時に、しっかりと食べ物を集めて、食べ物がない季節も生活することができていました。一方、きりぎりすさんは、どうだったでしょうか。やるべき時にやるべきことをやらずに、遊んでばかりいました。結果として、その後、食べものもなく、自分で生活をすることができなくなってしまいました。この昔話は、虫たちの生活を通して、私たちに「やるべき時にやるべきことをしましょう。」と教えてくれています。

 

では、ちょっと、「ありときりぎりす」のお話を わたしたちの小学校での生活に置き換えて考えてみましょう。「しょうがっこうのありときりぎりす」です。聴いてください。

  

 
皆さん、小学校の「ありときりぎりす」のお話、いかがでしたか。みなさん、やるべき時にやるべきことができていますか。小学生のうちは頭が柔らかくて暗記も簡単にできます。だから、一生使っていく、漢字や九九や計算を覚えていく時です。大人になると、もう暗記は、今みたいにできなくなります。大人になってから九九や計算を覚えるのは難しいのです。校長先生は、もう漢字やたくさんの言葉を覚えることもできません。でも、小学校の時に覚えたことは忘れていませんので、九九や漢字はしっかりと使えます。都道府県の名前や位置も分かります。お仕事でも使えています。

  

ゲームや動画を見ることも楽しいですが、今、やるべきことをやらずにいると、大人になってみんなができることが、できなくなってしまいます。ゲームのやり過ぎや動画の見過ぎで、勉強をやらなかったり、寝不足で学校に来たりしていては、大切な学習が身につかないままになってしまいます。未来の自分がかわいそうです。ぜひ、小学生で学習することをしっかりと身につけて、大人になっても使えるようにしてくださいね。

  

今日は、イソップ物語の「ありときりぎりす」のお話をしました。皆さんには、ありさんと同じように、「やるべき時にやるべきことのできる青小っ子」になってもらいたいと思います。自分の生活を振り返る機会にしてみてくださいね。 

これで今月の校長先生のお話は終わりです。