学校ブログ

「命」について考える 全校朝会

「生きているということ」 「命」について考えてみよう

今回の全校朝会は、暗唱の課題となっている金子みすゞさんの「大漁」と、谷川俊太郎さんの「生きているということ」とも関係のある「命」についての話です。

  

<内容>

校長先生は、今回も学校教育目標の「なかよく かしこく たくましく」に関係のある話をしていきます。今回のお話は「なかよく」に関係のある「命」についてのお話です。皆さん「命」について考えてください。始めに暗唱の詩の「大漁」と「生きているということ」について話します。次に「皆さん自身について」を振り返ってもらいます。

始めに、暗唱の詩について話します。青小っ子の皆さんは、暗唱活動に取り組んでいますが、暗唱をするときに、その内容について考えたり想像したりしたことがありますか?今回の課題は1年生~3年生は金子みすゞさんの「大漁」、4年生~6年生は谷川俊太郎さんの「生きているということ」でしたね。先生方が皆さんのために選んでくれた詩です。どちらも「命」について考えてほしいという願いがあります。

「大漁」という詩はイワシがたくさんとれたよ。という詩ですね。人間はイワシがたくさんとれて喜んでいるけど、イワシにとってはどういうことでしょうか。それは大勢の仲間の命が奪われ死んでしまうということです。イワシたちはきっと悲しくて仕方ないはずです。私たち人間は他の命を食べないと生きていけません。だからこそ、他の生き物の悲しみを思い、無駄にしたり、必要以上に命を奪ったりしてはいけないのです。皆さんには、生き物や他の人の悲しみにも寄り添える人になってほしいと思います。

「生きているということ」という詩は、生きているからこそ感じられることがたくさん書かれていますね。逆に言うと、命を失うということは、全て感じたり、考えたりすることができなくなるということです。普段、生きていることが当たりすぎて考えることがなくなってしまいますが、あらためて生きていることの素晴らしさを考える機会にしてほしいと思います。

次に、皆さん自身について振り返ってみてください。誰かと話しているときに「死ね」とか「殺す」といった言葉を言っている人はいませんか?ゲームをしている時や友達とケンカになってしまったときに、「死ね」や「殺す」という言葉がいっていませんか。一人の「死」がどれだけ悲しいことか、一人の「死」で何人も何十人もの人が癒えない深い悲しみがあります。もし、自分自身が死んでしまったら、自分だけでなくどれだけ周りの人が悲しみに包まれてしまうか。ぜひ「死」ということがどんなに悲しかを理解できる人であってください。そして簡単に「死ね」や「殺す」という言葉は絶対に使わない人になってください。

校長先生は、「虫を殺したよ」や「アリを踏んで遊んだよ」という話を聞くことがあります。これは、よくないことです。もし、自分が同じことをされたらどうでしょう。アリはとても痛かったでしょう。アリは踏まれるときにどんなことを思ったでしょう。きっと、そのアリにも待っている家族がいたはずです。次の世代へ命のバトンを繋ぐはずだったのに、それもできなくなってしまいました。虫は必要以上に他の生き物を殺すことはありません。人間はどうでしょうか。意味なく他の命を奪うことほど愚かなことはありません。皆さんには命を大切にして、命を尊重できる子であって欲しいと思います。

まとめです。今回は、暗唱の詩の内容や普段の生活をもとに、「命」について話しました。ぜひもう一度、「命」の大切さについて考えてみてください。これで、今月の校長先生のお話は終わりです。それでは、くわのみカードを書きましょう。今日のお話の内容を一段落目に、自分の考えや感じたことを二段落目に書きましょう。皆さんが頑張って書いた作文を校長先生も一生懸命読みます。1年生はくわのみカードが書けるようになるまで、担任の先生とお話のふりかえりをしてくださいね。

はじめてのタブレット学習

1年生の教室では、ICT支援員さんに教えてもらいながら初めてのタブレットを使った学習をしました。

30年前の小学校では、1年生がタブレットを使って学習をする姿は考えられませんでした。

しかし、今では一人一台のタブレット端末が児童に配られています。

つまりは、小学生でも鉛筆やノートと同じようにタブレット端末を文房具のように使えることが求められているのです。そんな中で、1年生たちは電源を入れ、ログインに必要なキーボード操作を学習しました。

たくさんあるキーの中から自分にとって必要なキーを探し出すのはまだまだ大変そうでしたが、必要なキーを見つけた時は「あったー」とうれしそうでした。

ICT機器を使いこなせることは子どもたちのこれからの生活にも将来つくであろう仕事にも生かせることだと思います。正しく上手に使えるようにこれからも学習していきます。

老人会の方々と交流除草作業

6月26にち(月)梅雨の時期なので仕方ありませんが、湿度が高く、外にいるだけで汗が出てきます。

暑い中ですが、本日は新里上と前組の20名の方々に御来校いただき、5年生の児童と一緒に除草作業をしてくださいました。

除草作業の際には、校長より子供たちにミッションが出されます。

ミッション!「老人会の方に3つ以上の質問をせよ」

除草の仕方、好きな食べ物、住んでる場所…など質問していました。

中には、逆に児童へ質問をしてくださった老人会の方もいます。

「神川町のいいところを言ってみて。」

梨!金鑽神社!木村九蔵!自然が多い!下久保ダム!・・・と必死に答える子供たち。

「まだまだいっぱいあるよ。」と会話が弾みます。

その方は神川町の素敵なスポットを写真に撮り、ブログもなさっているそうです。

「みんなが神川町のいいところをいろんな人に教えるんだよ。」と5年生の児童にお話ししてくださいました。

自分の町や地域を自慢できる大人になると素敵ですよね。

そういえば校庭の松は自分が子供の頃からあるんですよと懐かし気に見上げて話してくださった方もいます。

今年の松は緑が増え、生き生きしています。

 

老人会の方の御陰で校庭が見違えるように綺麗になりました。

本当にありがとうございました。

次は2学期にもお世話になります。

青柳小、一歩前へ!

くわのみカード発表

6月9日の全校朝会で校長先生が「ふたりのももたろう」という本を取り上げてお話をしてくださいました。

みんな個性があってちがうのは当たり前。ふたりのももたろうも戦いはせずに、話し合って仲良くできるようになるといいですと、みんな感想を言ってくれました。また、相手の気持ちを考えて行動したり、困っている人を助けたりしたいと話してくれました。

「ふたりのももたろう」の本もクラスに1冊あります。子供たちが手にとって読んでいたら、御家庭でも話題にしてください。

 

青柳小、一歩前へ!

4年生社会科見学

4年生の社会科見学で、神川町中央浄水場と小山川クリーンセンターに行ってきました。

神川町中央浄水場では、水がきれいになっていく様子を実際に見ることができました。

水をきれいにする機械も間近で見せていただいたり、停電時でも水をきれいにする備えがあることも丁寧に説明していただきました。

子どもたちは、沈殿池の深さや神川町の水の様子が一目でわかるパネルにびっくりしていました。

そして、興味をもったこと、わからないことを積極的に質問していました。

小山川クリーンセンターでは、ごみ処理の様子を動画を交えて説明していただいた後に、処理場内を見学させていただきました。

ごみを焼却炉に入れるためにつかむクレーンや高温でごみが燃やされている様子やごみを燃やした時に出る煙を出すための高い煙突などに興味をもっていたようです。

普段、生活している中では蛇口から出る水が「どのように飲める水になるのか」「飲める水にするためにどのくらいの人たちが関わっているのか」は見えづらいと思います。

同様に、ごみ集積所に出した後のごみか「どのように処理されるのか」「ごみ処理にどのくらいの人たちが関わっているのか」も見えづらいのだと思います。

社会科見学では、そうした見えづらい部分を見ることができる貴重な機会です。

自分たちが気づかない、気づきにくいことでも多くの人たちが関わっています。

 そうした、気づきにくいけれど自分たちの生活を支えくれている人たちのことに気づいて、どうするかを考えていける子どもたちを育てていけるよう努めていきます。

ある日の外国語授業(4年生)

4年生の外国語の授業では、What time is it?の英語表現についての学習をしていました。

リズムにあわせて歌ったり、聴き取ったことをもとに問題に答えたり。

英語では書かれた英単語すべてを同じような強さで発音するのではなく、ほぼ発音しない単語があったりします。

そのため、耳で聴きとって発音していくことが大切になるのだと思います。

英文は読めなくても耳で聴き取ることができれば、相手のことを理解することができます。

英文は読めなくても発音することができれば、相手に自分の伝えたいことを伝えられます。

聴き取って発音できれば外国の人たちとコミュニケーションを重ねていくことができます。

日本の人口が減っていく中、外国の人たちと関わりをもつ機会は増えていくと思います。

日々の授業が子どもたちの生活に生きていくといいと思います。

人権週間の取組⑥

今日の人権作文は6年生児童代表です。

友達を大切にする上で大事なことを話してくれました。

「いつも友達のことを考えて行動すること」「友達が困っていたらお互いに助け合うこと」「友達が悩んでいたら相談にのってあげること」この3つを心がけたいそうです。

共に笑い合い、悲しみ合い、そしてお互いを大切にしたり支え合ったりすることができるのが本当の友達にであり、自分も友達にとってそういう存在になりたいと話してくれました。

人権作文の発表は今日で終わりです。発表者以外の児童も自分の経験や想いを作文にしてくれました。

子供たちの作文の内容で多かった考えが「相手(友達)の立場になって考える」という言葉でした。

相手(友達)が置かれている状況が、もし「自分だったら・・・」と自分事として考えられると、また一歩前へ進めるのではないでしょうか。

青柳小、一歩前へ!

人権週間の取組⑤

今日の人権作文は5年児童代表です。

外国人へのいまだに無くならない差別意識について話をしました。調べてみると、外国や外国人への差別は言葉や文化が原因だということがわかったそうです。お互いの文化を共有したり尊重したりすれば、差別も無くなると思うと言っていました。SDGsの目標10でもあるように差別のない世界にしていきたいと話していました。

SDGsの「誰一人取り残さない」という理念に触れることが高学年として立派です。

青柳小、一歩前へ!

人権週間の取組④

今日は4年生児童代表による人権作文の発表です。

内容は、自分にはたくさんの友達いて、みんなそれぞれ個性が違う。だからこそ人の立場を考えながら、自分の考えをもつことが大切で、みんなが幸せになれるように、自分の発言や行動に責任を持ちたいと言っていました。

立派な考えをもっていて素晴らしいです。

青柳小、一歩前へ!

5年生調理実習

5年生が調理実習でサラダを作りました。

洗う、切る、加熱する、味をつける、盛りつけるといった基本の調理を学ぶといろいろな料理を作ることができるようになります。

初めて作るフレンチドレッシングはそれぞれの調味料の加減で味が変わります。

一度味見をしてみて、塩を足そう、いやもっとコショウだ、油の味しかしない…など考えながら作っていました。

「野菜、おいしー!」

自分たちで作ったサラダは格別だったようです。

青柳小、一歩前へ!